菩提寺は、岡山県勝田郡奈義町高円にある古刹で、推定樹齢900年を超える県下一の大イチョウで知られています。長い歳月を生き抜いてきた巨木の存在感は圧倒的で、境内を訪れる人々を静かに出迎えてくれます。大イチョウの紅葉は11月下旬から12月上旬にかけてが見頃で、境内一面が黄金色に染まる光景は多くの人を惹きつけます。
法然上人お手植えの伝説と、国指定天然記念物
この大イチョウは、樹高約40m、目通り幹囲約13mという堂々たる巨木で、1928年(昭和3年)1月18日に国の天然記念物に指定されました。全国でイチョウが国天然記念物に指定されている例は20件ほどしかなく、その一本です。伝承によれば、浄土宗の開祖・法然上人が幼名「勢至丸」として那岐山の菩提寺に入る際、麓の阿弥陀堂にあったイチョウの枝を杖代わりにして山を登り、「学問が成就するなら根付け」と願いを込めて境内に挿したのが始まりとされています。

紅葉シーズンはライトアップも
見頃を迎える11月下旬から12月上旬には、夜間ライトアップが行われることもあり、暗闇に浮かび上がる大イチョウは昼間とはまた違った荘厳な表情を見せてくれます。那岐山の麓、静かな山あいの境内で900年の時を刻んできた巨木と向き合う時間は、格別なものがあります。
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900年の時を刻んできた大イチョウ。晩秋、黄金色に染まる境内は、奈義町を代表する紅葉の名所です。






















情報確認:2026年8月 ※紅葉の時期は気象条件により前後します。お出かけ前に奈義町観光案内所への最新情報のご確認をおすすめします。


