ホーム県外お出かけ版 / 直島
FIELD NOTE県外お出かけ版香川県直島町

直島 ― 草間彌生のかぼちゃと地中美術館が待つアートの島

岡山・宇野港からフェリーでわずか20分。草間彌生の赤かぼちゃ・黄かぼちゃ、地中美術館、ベネッセハウス、家プロジェクト。瀬戸内国際芸術祭の中心地として世界的に知られる直島(香川県)を紹介します。

📍 岡山近県 — 岡山から足をのばして行ける場所の記録です。県外お出かけ版へ →

直島 ― 草間彌生のかぼちゃと地中美術館が待つアートの島
この記事は岡山県外(香川県)のスポットです。岡山市南部の宇野港(玉野市)からフェリーで渡れる距離にあるため「県外お出かけ版」でご紹介しています。

直島(なおしま)は、瀬戸内海に浮かぶ香川県直島町の島です。かつては塩業や銅の精錬で栄えた島でしたが、1990年代から福武財団(ベネッセホールディングス)が現代アートを軸にした島づくりを進め、今では「アートの島」として世界中から旅行者が訪れる、瀬戸内を代表する観光地になりました。岡山県玉野市の宇野港からは直島行きのフェリーが出ており、所要時間はわずか20分ほど。岡山から日帰りで十分楽しめる距離にあります。

草間彌生の赤かぼちゃの写真
直島のシンボル、草間彌生の巨大なかぼちゃオブジェ。
スポンサーリンク

草間彌生のかぼちゃ

直島といえば、まず思い浮かぶのが草間彌生(くさま やよい)による巨大なかぼちゃのオブジェでしょう。宮浦港のフェリーターミナル近くに設置された黄色い水玉模様の「黄かぼちゃ」、島の南側の海辺に設置された「赤かぼちゃ」は、いずれも直島を象徴する撮影スポットとして絶大な人気を誇ります。海と空を背景に佇むかぼちゃの姿は、瀬戸内海の穏やかな景色とアート作品の融合を象徴する光景です。

わが家にとって直島は、「島まるごとが美術館」の不思議な場所。むずかしい現代アートも、海辺にぽんと置かれた大きなかぼちゃなら、子どもも大よろこびで駆け寄ります。作品と写真を撮って、坂道を自転車で下って、海を眺めて――“わからなくても楽しい”のが、この島のいいところです。

地中美術館とベネッセハウス

建築家・安藤忠雄が設計した「地中美術館」は、その名の通り建物の大部分が地下に埋設された特異な美術館です。自然光だけで作品を鑑賞できるよう緻密に設計された空間には、クロード・モネの「睡蓮」連作をはじめ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアといった作家の作品が展示されています。美術館そのものが建築作品として体験できる、直島を代表する見どころです。同じく安藤忠雄設計の宿泊施設「ベネッセハウス」は、現代アートの中で眠れる美術館ホテルとして知られています。

建築そのものが作品であり、自然光の移ろいとともに絵画の表情が変わる。地中美術館は、直島でしか味わえない体験です。

家プロジェクト

本村地区に点在する「家プロジェクト」は、古い民家や神社を改修し、内部空間そのものをアート作品として体験できる取り組みです。集落を歩きながら一軒ずつ作品を巡るスタイルは、美術館の展示室とは違った、島の暮らしと一体になった鑑賞体験を生み出しています。

家族で行くときのメモ

地中美術館など人気の施設は日時指定の事前予約制のことが多いので、行き先を決めたら早めに予約を。作品によっては年齢制限や写真撮影のルールがあるため、子ども連れのときは事前に確認しておくと安心です。まずは赤かぼちゃ・黄かぼちゃで記念撮影、家プロジェクトの町歩き、と“外で楽しめる”スポットを軸に組み立てると、小さな子どもでも回りやすくなります。

島内は坂道が多いので、レンタサイクルは電動アシストがおすすめ。移動は無料シャトルバスも便利です。フェリーの時刻に合わせた行動が必要なので、帰りの便から逆算して計画を。食事どころは限られるため、時間をずらすか、軽い食べ物を持っておくと安心です。同じ瀬戸内の犬島とあわせて、アート島めぐりにするのも楽しいコースです。

アクセスと島内の巡り方

岡山方面からは、宇野港(玉野市)から直島・宮浦港までフェリーで約20分。岡山駅からはJR宇野線で宇野駅まで約1時間、宇野駅から宇野港までは徒歩すぐです。島内は宮浦港・本村・つつじ荘の各エリアに見どころが分かれているため、無料シャトルバスやレンタサイクルを使って移動するのが一般的です。1日ですべてを回りきるのは難しいほど見どころが多いので、目的の美術館を絞って計画するのがおすすめです。

情報確認:2026年8月 ※美術館の開館日・料金、フェリーの時刻表は変更されることがあります。お出かけ前に公式情報のご確認をおすすめします。

読み終わったら、次は?

気になった場所から、岡山の旅をつなげてみてください。

県外お出かけ版へ 近くの行き先を探す 3問で診断 特集を見る