鳥取砂丘は、鳥取県鳥取市にある日本最大級の海岸砂丘です。千代川の運んだ砂が日本海の風と波によって堆積してできた地形で、南北2.4km・東西16kmにわたって広がっています。国の天然記念物にも指定されており、山陰海岸国立公園の中心的な景勝地として、鳥取県を代表する観光地になっています。
いちばんの見どころは、砂丘の中央にそびえる大きな砂の丘「馬の背」。真下から見上げると高さ約47mの砂の壁で、登りきった先には日本海の大パノラマが広がります。風がつくる縞模様「風紋」も美しく、時間ごとに表情を変えます。1955年(昭和30年)に、風紋や砂柱など砂丘独特の地形が学術的に貴重として国の天然記念物に指定されました。すぐ近くには砂像を展示する「砂の美術館」があり、らくだ乗り体験も人気です。
わが家が鳥取砂丘に着いて驚いたのは、とにかく広いこと。目の前が一面の砂で、遠くに豆つぶのように人が見えます。子どもは砂の斜面を見たとたんに駆け出し、登っては転がり、下りては砂まみれ。「馬の背」の急な坂を必死で登りきった先で日本海がバーンと広がる瞬間は、家族みんなで思わず歓声をあげました。砂遊びの規模が、けたはずれです。

風紋とスリバチ
鳥取砂丘の見どころのひとつが「風紋(ふうもん)」と呼ばれる、風が砂の表面に描く幾何学模様です。強い風が吹いた後の朝など、条件がそろったときにだけ現れる自然の造形で、訪れるたびに違った表情を見せてくれます。また、すり鉢状に窪んだ「スリバチ」と呼ばれる地形もあり、砂丘ならではのダイナミックな起伏を体感できます。
日本海の絶景
砂丘を登り切った先には、日本海の広大な水平線が広がります。特に夕暮れ時は、砂の稜線と海が茜色に染まる、鳥取砂丘ならではの絶景ポイントです。砂丘の規模が大きいため、往復には歩きやすい靴と、季節に応じた日差し・風対策を用意しておくと安心です。
砂の美術館とアクティビティ
砂丘の近くには、砂だけで作られた彫刻作品を展示する「砂の美術館」があり、世界各国の砂像作家による大迫力の作品を鑑賞できます。砂丘そのものでは、ラクダに乗って砂丘を歩くラクダライドや、パラグライダー体験なども人気のアクティビティとして用意されています。
家族で行くときのメモ
砂丘は想像以上に広く、「馬の背」の登り下りはけっこうな運動量。歩きやすい靴か、いっそサンダルが正解です(靴の中はすぐ砂だらけになります)。夏は砂の表面が高温になるので、素足や薄い靴は注意。日差しと風をさえぎるものがないため、帽子・日焼け対策・水分は必須です。らくだライドは記念になりますし、雨の日は屋内の砂の美術館に切り替えれば天気を選ばず楽しめます。岡山からは高速道路を使えば日帰りでも足をのばせる距離です。


























情報確認:2026年8月 ※砂の美術館・アクティビティの営業状況は季節により変わります。お出かけ前に最新情報のご確認をおすすめします。


