宮本武蔵駅(みやもとむさしえき)は、岡山県美作市今岡にある智頭急行智頭線の駅です。宮本武蔵の生誕地伝承があることから駅名として命名された、全国でも珍しい人名フルネームがそのまま駅名になった駅。無人駅であり、自動券売機等の乗車券購入設備はありません。
高低差がある駅で、平地ではなく建物の2階くらいの高さに路線が位置しており、階段を登ってホームへ向かいます。時刻表はだいたい1時間に1本ほどで、1本逃すと次は1時間後になるため、ゆとりをもった散策計画が必要です。電車で武蔵の里を訪れる場合、この駅がゆかりの地から一番近い最寄り駅になります。

ハート形の窓がある待合室
駅前広場には純和風な待合所の建物があります。冬は県北の寒さが厳しいため、ドアがついて風を防げるようになっています。よく見ると、向かって右の小窓がハート形にデザインされていて、写真撮影にもおすすめのスポットです。



プラットフォームの陶板画
プラットフォームには、約2メートルほどの迫力ある宮本武蔵の陶板画(肖像画)が飾られています。これだけでも駅に来る価値があると感じるほどの力作です。ただしプラットフォームの幅は狭いため、全体を見ようと後ろに下がりすぎないよう要注意。特急列車がかなりのスピードで通過することもあり、線路に近づきすぎないよう気をつけてください。

幼少時代の武蔵・お通・又八の三体像
駅前には、子どもが活発に躍動する様子を表した銅像があります。向かって左から「お通」「幼い頃の武蔵」「又八」と記されており、お通は宮本武蔵の思い人、又八は幼なじみという設定です。武蔵は幼少青年期「たけぞう」と呼ばれ、16歳までをこの地で過ごしたと伝わり、故郷の宮本村を出た後に宮本武蔵と名乗るようになったといわれています。


訪れたのは雪の残る冬の季節で、空気が澄んでいて気持ちのよい日でした。駅舎からは周囲の里山風景を見渡すことができ、この地域が宮本武蔵を中心にした観光地づくりを行い、風情ある街並みを保っていることが伝わってきます。歴史や宮本武蔵に興味がある方には、散策にちょうどよい場所です。
アクセス
所在地:〒707-0416 岡山県美作市今岡。交通アクセス:JR上郡駅より智頭急行利用「宮本武蔵駅」下車。特急「スーパーはくと」利用の場合、姫路駅から約1時間「大原駅」下車。特急「スーパーいなば」利用の場合、岡山駅から約1時間「大原駅」下車。車の場合は中国自動車道「佐用」JCTから鳥取自動車道へ、「大原」IC下車すぐ。
情報確認:2026年8月 ※時刻表・アクセス情報は変わることがあります。おでかけ前に、公式情報での最新のご確認をおすすめします。


