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湯の郷足湯 ― 三歩太郎の足型をした無料の足湯

2007年オープン、美作の巨人伝説「三歩太郎」の足型をモチーフにしたユニークな形の足湯。裏道を抜けて辿り着いた、湯郷温泉散策の記録です。

湯の郷足湯

湯郷温泉街を散策していると、小道に「あしゆ」と書かれた案内板を発見。矢印の先へ入ってみると、思いのほか細い裏道でした。表通りとはまた違う、地元の生活道といった雰囲気の道を進みます。

足湯へ続く裏道
案内板から小道へ。表通りとは違う、地元の生活道のような雰囲気です。

少し歩くと開けた道に出て、専用駐車場も見えてきました。今回は温泉街を散策しながらの訪問でしたが、足湯だけを目的に車で直接訪れることもできそうです。駐車場は整備されていてきれいで、秋には冷えた体を温めるのにちょうどよさそうな雰囲気でした。

到着した足湯は、一見ふつうの足湯のよう。でも近くで確認してみると、なんと大きな「足」の形をしていました。指の部分にも座ることができるユニークな造りです。座る場所がしっかり確保されていて、ゆっくりくつろげる空間になっています。無料で入れる足湯は、旅の途中のひと休みにありがたい存在です。

足の形をした足湯
近づいてみると、足の形をしているのがよくわかります。指の部分にも座れます。

湯温は38度、泉質は塩化ナトリウム・カルシウムを含む低張性弱アルカリ泉。無料で気軽に岡山の温泉を体験できるのが、この足湯の魅力です。

母が残した五色の玉をなめて育った太郎は、村一番の大男に。京の大飢饉のとき、美作の米や野菜を京までたった三歩で運んで人々を助けたことから「三歩太郎(さんぶたろう)」と呼ばれるようになったといいます。

三歩太郎(さんぶたろう)の民話

足湯のそばには、この地に伝わる巨人伝説「三歩太郎」の看板が立っています。昔々、この地を治める領主が菩提寺へ向かう山中で絶世の美女と出会い、二人は結ばれて男の子が生まれ「太郎」と名付けられました。実はこの女性は大蛇だったという言い伝えです。太郎は母から受け取った「五色の玉」をなめて育ち、家よりも、村一番の大木よりも、那岐山よりも大きくなり、雲を突き抜けるほどの大男になったとされています。

京の都で大飢饉が起きた際には、美作で採れた米や野菜、水をかついで、京までたった三歩で通い、人々を助けたことから「さんぶたろう」と呼ばれるようになったという民話です。実際に那岐山に登ったことがあると、この山より高い巨人という話のスケールの大きさをあらためて実感します。

散策メモ

表通りからのアクセスが便利

今回は裏道から辿り着きましたが、専用駐車場側の表通りからのほうが分かりやすいルートです。足湯だけを目的に訪れる場合は、こちらのアクセスがおすすめです。

観光案内所から始めるのがおすすめ

車は湯郷温泉観光協会の観光案内所に停めて散策するのが便利です。パンフレットをもらってから回ると、迷わず効率よく見どころを巡れます。

アクセス

所在地:〒707-0062 岡山県美作市湯郷566-1(湯郷温泉街中心部)。営業時間10:00〜19:00(11月〜2月は10:00〜18:00)。料金は無料、休みなし。お問い合わせ:湯郷温泉観光協会 0868-72-0374。

情報確認:2026年8月 ※営業時間などの情報は変わることがあります。おでかけ前に、公式情報での最新のご確認をおすすめします。

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